会社の利益が出たら何をしますか?

経営者の方々にお聞きしたいのですが、会社の利益が出たとき、皆さまはどのように活用されているでしょうか。

先日、とある記事を拝見しました。そこには「利益が出ても過度な節税によって、結果的に会社の成長を止めてしまっているのではないか」という指摘がありました。

もちろん、節税をして会社に資金を蓄えることは大切ですし、何かあったときに収益に回して赤字を補填することも重要です。私自身、その点は十分理解しています。

ただ一方で、中小企業の多くは経営陣への分配に比べ、自社への再投資の割合が少ないように感じることもあります。

そこで、皆さまにお伺いしたいのです。御社では利益が出た際、どのように活用されているでしょうか。

・設備投資や人材育成など「会社の将来への投資」に回すのか

・内部留保として蓄え、安定経営を優先されるのか

・あるいは役員や従業員への分配を重視されるのか

中小企業においては「今を守る」ための資金確保が優先されがちですが、将来の成長や人材定着を考えると、利益の使い方は大きな経営判断になるのではないかと思います。

私自身の考えですが、従業員は経営陣の姿勢や判断をよく見ているものです。離職率が高い会社ほど、そのあたりに何かヒントがあるのかもしれません。

HMJ社労士事務所

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